アプデ後からiPhoneの「設定」が開けない!落ちる!詳細と原因・対処法を徹底解説

今回は、iPhoneの「設定」が開けない!?詳細と原因・対処法を徹底解説していきます。

iPhoneがアップデートされたばかりですが、そのアップデート以降、ほぼ全てのiPhoneアップデート対象ユーザーが「設定」を開くことができない、すぐに落ちるようになりました。

なぜ設定を開いてもすぐに落ちてしまうのか、対処法はあるのか等を紹介します。


iPhoneの設定を開くと落ちる!?

iPhoneにもAndroidと同じように、スマホ本体やアプリの各種設定を変更することができる「設定」というアプリが常備されていました。

しかし、iPhoneアップデート後、この設定を開いてもすぐに落ちてしまうという不具合が多発しています。

iPhoneの設定が落ちてしまう症状や詳細を紹介します。

開いて2秒程度で落ちてしまう

iPhoneの設定を開いて、おおよそ2秒程度で設定が落ちてしまい、設定から様々な変更を行うことができません。

設定画面を開いて速攻で他のボタンを押したとしても設定は落ちてしまうので、実質的にiPhoneの設定が一切機能していない状況となっています。

早急にアプリ等の設定を変更しなければいけない場合等に対処することができなくなってしまいました。

原因はiOS13.2.3アップデート

iPhoneの設定が落ちる原因は、「iOS13.2.3」のアップデートです。

自動アップデートをオンにしていた人でアップデートの対象となってしまった人は、問答無用で設定を開くことができなくなっているはずです。

iOS13になってからタップに関する不具合等も確認されていますが、新しいアップデートではタップよりも重要な不具合が起こり、iOSに関して不信感を持ってしまった人もいます。

世界中で発生している

今回の不具合は日本の一部のユーザーだけでなく、世界中で問題が発生しています。

全世界で一斉にiOS13.12.3にアップデートが行われたのですが、世界中のiPhoneユーザーが設定が開けなくなったと嘆いている状態でした。

不具合やエラーの中でも最も大規模といっていいレベルのエラーなので、App側も早急に対処するのではないかと予想しています。

再起動、通信確認等の対処も無意味

一時的な不具合や自分の端末が原因の不具合は、再起動や通信環境のチェックだけで事足りることは多いです。

しかし、今回の場合はiOS13.2.3のアップデートデータそのものにエラーが発生していると思われるので、再起動や通信環境チェックをしたとしても、問題は解決しません。

アップデートデータを元に戻す方法は復元しかないのですが、設定が開けないのでスマホからは復元することもできず、実践的な対処法はほぼ無しといった状態です。

iPhoneの設定が落ちる対処法について

iPhoneの設定が落ちる問題の対処法を紹介します。

App側の不具合なのでユーザーが直接問題を解消することはできませんが、万が一データを復元していて、なおかつPCにiTunes等がインストールされている場合は、iOS13.2.3以前のバージョンにiPhoneを戻すことができるかもしれません。

具体的にどのような対処法があるかを紹介します。

Pairs(ペアーズ)を削除する!

筆者も設定画面を開くとすぐに落ちる症状が出ましたが、マッチングアプリ「ペアーズ」を削除することで不具合が改善しました。

また、同じくペアーズを削除したことで不具合が改善した方も少なくないようです。

不具合の詳しい理由や原因等はまだ不明ですが、一度試してみて下さい。

最近アップデートした該当のアプリを消す

筆者の場合は「ペアーズ」を削除したことで不具合が治りましたが、それ以外のアプリを削除したことで、「改善した」「設定を開けるようになった」という方もいるようです。

下記のアプリを入れている方は一度アンインストールしてみると、不具合が改善される可能性があります。

不具合の原因の可能性のあるアプリ

  • マッチングアプリ
  • 最近インストールしたアプリ
  • 最近アプデしたアプリ
  • 干渉していると思われるアプリ

iOSのアップデートを待つのが確実

今回のエラーは、App全体で起こっている非常に大規模な不具合です。

ユーザー側で問題を解消することができず、問題解消はAppの対応次第だと考えてください。

一番確実なのは、App運営が「iOS13.2.4」等の13.2.3のデータを上書きすることで、大抵そのデータの中に修正アップデートも含まれていることが多いです。

Appからの公式のお知らせはアップデート情報等は掲載されないことが多く、大抵はスマホの通知から知ることができます(今回は設定を開くことができないので、通知が来ないという人もいるかもしれません)。

そのため、公式サイトをチェックするよりも、世界中・日本中で溢れている同じ不具合に直面した人の情報をチェックした方がいいかもしれません。

例えば、Twitterで「iPhone 設定 落ちる」等と検索して、iPhoneの設定が落ちるエラーが出た人の情報を集め、その中から対処法や新しいアップデートが行われたという情報を入手してください。

バックアップを取っていればPCから復元可能

万が一、以前に自分のスマホデータをiCloudやiTunesにバックアップを取っていたという人は、データを復元して古いバージョンのiPhoneに戻すことができます。

ただし、この方法にもある程度の条件があるので、必ずしもこの方法で全員がiOS13.2.3の不具合から逃れられるというわけではありません。

詳しい復元条件や復元方法を紹介していきます。

復元の条件について

データを復元する方法でiPhoneの設定が落ちる問題を対処できる人は、下記の条件を満たしている人です。

復元できる条件

  • 過去にスマホデータをバックアップしてiTunesかiCloudにバックアップしている
  • PCにiTunesをダウンロードして、PCのiTunesにもバックアップ内容を共有している

本来なら、スマホデータのバックアップから復元まで、スマホ一台あればその端末のバックアップは可能です。

しかし、今回はiPhoneの設定を開くことができない状態なので、バックアップの手順や復元の手順をiPhoneの設定から行うことができません。

そのため、「ただバックアップしていた」という人は復元できない可能性がありますし、そもそもバックアップデータを以前までに取ってなかったという人は、文字通りお手上げ状態です。

復元してiOS13.2.3以前のバージョンに戻すことができる人は、以前にスマホデータをバックアップしていて、なおかつそのデータがPCのiTunes等に共有されている人のみです。

PCにバックアップデータさえあれば、パソコンとスマホをUSB接続等で繋げて、PCのデータをスマホに書き換えればいいだけですが、PCにデータがない場合はこのsロ位を行うことができません。

条件に当てはまらないという人は、大人しくiPhoneの新アップデートを待った方がいいでしょう。

復元方法

iPhoneの設定は一切使えないので、PCから処理を行う必要があります。

大前提として大容量データをPCからスマホに送信することになるので、スマホ側にWiFiを付けておかなければ、自ずとエラーが出てしまいます。

スマホデータをiTunesにバックアップしているという人は、まずはインストールされているiTunesを、PCから開いてください。

次にPC側にスマホ充電端子切り替えアダプターが付いているUSBケーブルを繋いで、繋いだアダプターにスマホ充電端子を繋げて、その端子と自分のスマホをつなげてください。

はじめてiTunesを起動した場合は「新しいiPhoneへようこそ」という表示されるので、この画面真ん中にある「このバックアップから復元」を選択してください。

バックアップデータの日時を選択する必要がありますが、もし自動バックアップを選択していた場合は、日時はいつでも構いません(バックアップが手動なら、バックアップした日時をを入力してください)。

これだけでデータが復元されてスマホまで移行され、iOS13.2.3のスマホデータを上書きしてくれます。

バックアップが完了したらスマホを再起動させて、設定が開けるようになっているか、開くことができたらiOS13.2.3以前のバージョンか確認してください。

アップデートしていない人はアップデートを待った方がいい!

自動アップデートに設定していたせいでアップデートされてしまった場合は仕方ないのですが、手動でアップデートするように設定した人は、少なくとも修正アップデートが新しく出るまではアップデートを待ちましょう。

いつiOS13.2.3のアップデートデータがiOSから発表されるかはわかりませんが、発表されてしばらくユーザーの反応を見て「設定が落ちない!」という声を確認したら、手動でアップデートしてください。

現状では設定に関する致命的なエラーが発見されているので、いくら他の機能が便利になったとはいえ、総合的に見てiPhoneが使いづらくなるだろうことは目に見えています。

ユーザーの声

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