海外からの非通知着信で「コロナウイルスで収入が減った方 、投資しませんか？」詐欺の詳細と対処法を徹底解説

海外から非通知番号の着信で、投資話を持ちかけられる事案が確認されています。

この電話の詳細、詐欺の危険性や着信拒否設定方法を解説します。

海外からの非通知着信で「コロナウイルスで収入が減った方 、投資しませんか？」

海外から電話が掛かってくる事案が確認されています。

電話番号は非通知で、誰がどこから掛けているのか把握することができません。

着信に応答すると、

投資話を持ちかけられ、投資するにはお金を振り込むようにと求められます。

また、通話相手はカタコトの日本語で話していることから、外国人が電話を掛けていることが判明しています。

相手にせず電話を切ったあとは、すぐにまた電話を掛けてきたり、何回も電話を掛けてくる様子ではありませんでした。

少しでも怪しいと感じたら相手にしない

「投資しませんか？」や「簡単にお金を稼ぐことができます」といった内容の電話が掛かってきても、一切相手にしないようにしましょう。

近年では投資が盛り上がりを見せているのも事実ですが、その反面、詐欺の被害に遭ってしまう報告が多数確認されています。

この事例位で怪しいポイントは、

ほとんどの方は、上記のポイントで怪しいと感じるでしょう。

契約することなく、お金を振り込むように言ってくる場合は、「詐欺」です。絶対にお金を振り込まないでください。お金は戻りません。

このように「お金を簡単に稼げる」といった文言は、詐欺の常套句です。簡単にお金が稼げるのであれば、世の中のほとんどの人がこの方法で稼いでいるでしょう。

悪質な業者の見分け方

発信者番号を通知している場合でも、必ずしも安全とは限りません。

投資を持ちかける内容の電話が掛かってきた際は、

上記のいずれかに該当しないか確認しましょう。該当する場合、悪質な業者であることが多いです。

契約してしまった際はクーリングオフ

万が一契約してしまっても、「クーリングオフ制度」を利用することで、一定期間内に解約することができます。

クーリングオフを利用して契約を解除する際は、契約した相手側に解除する旨の書面を郵送で提出します。

なお、本事例のように契約を交わすことなく、銀行振込でお金を先に支払ってしまうと、この制度で解除やお金を取り戻すことは非常に難しくなります。

非通知電話は出ない方が良い

結論から申し上げると、自分の電話番号に非通知着信があったとしても、可能な限り出ない方が無難です。

非通知電話のほとんどは、勧誘内容の電話が非常に多いです。

あらかじめ自分の電話番号に非通知が掛かってこないように設定したり、電話が鳴らないように設定することができます。

こちらの設定を済ませておくことを推奨します。

非通知着信の対処法

自分の電話番号に非通知電話が掛かってくる際は、

3つの方法のいずれか、もしくは全て設定を行うことで、非通知電話に悩むことは無くなります。

着信履歴から拒否する

着信履歴から拒否することができます。

履歴をタップして「この発信者の着信を拒否」をタップすると、デバイス上の着信拒否リストに追加されます。

履歴からの着信拒否の概要、設定手順は、下記の記事で詳しく解説しています。

設定から着信拒否を行う

「設定アプリ」から着信拒否リストを作成することができます。

「電話」をタップし、「着信拒否した連絡先」に進みます。

「新規追加」から拒否したい連絡先を選択することで設定できます。

「不明な発信者を消音」を有効にする

デバイス上で行える最も強力な着信拒否設定です、強力であるが故にデメリットがありますので、設定する際は下記にご注意ください。

連絡先以外とやり取りしたことがない電話は拒否になってしまうため、この点は特に注意しましょう。

「設定アプリ」を起動し、「電話」から「不明な発信者を消音」に進みます。

「不明な発信者を無音」のスイッチトグルをオンにすると、有効になります。

キャリアサービスで着信拒否を有効にする

自分の電話番号のキャリアで提供されている非通知着信拒否サービスの利用も有効な対処法です。

docomo、au。ソフトバンクのそれぞれで提供されていますので、契約しているキャリアのサービスを利用しましょう。

各キャリアからの着信拒否の設定手順は、下記の記事で詳しく解説しています。