持続化給付金でエラーや不備になったり、なかなか振り込みが行われなかったり困る方が多いです。
今回は、持続化給付金が入金されない場合の対処法などを徹底解説していきます。
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持続化給付金でエラー・不備になる
5月1日から持続化給付金の申請が始まりました。
しかし、エラーや不備、確認の遅れなどがあり、なかなか振り込みが行われていないのが現状です。
ログイン出来ない、申請時にエラーが出る、口座番号が入力できない、などの不具合については、下記の記事で詳しく紹介しています。
持続化給付金の申込でエラー!口座名義が入力できない!詳細や対処法を徹底解説
「給付予定額が0円」などのエラーが表示される
売り上げが50%以上減っている筈なのに、申請時に「給付予定額が0円」とのエラーが出る方も多いようです。
ただし、持続化給付金の予定額の算出方法は、少し複雑になっています。
計算方法を間違えていないか、一度確認してみて下さい。
また、5月8日に計算方法が変更され、10万円以下でも申請できるようになっています。
売上台帳の不備が多い
持続化給付金は、売上台帳に関する不備が多く、不備メールが送られてくることが多いようです。
持続化給付金について多く見られる不備は以下の通りです。
多く見られる不備
- 申請時にエラーでアップロードできていなかった
- PDFが読み込みされていなかった
- 指定の月を選んでいなかった
- 不要な書類を付けてしまった
- 必要な部分に空欄があった など
持続化給付金でエラーや不備の対処法
下記では、持続化給付金でエラーや不備になった場合の対処法を紹介していきます。
対処法
- デバイスの再起動
- 電波状況の確認
- 21時から23時の混雑時を避ける
- 金額記入時に円を入れない
- エラーが出たらメール記載のURLから登録し直す
- メール記載URLをクリックしても開けない時は、新しいタブで開いたり、ブラウザに貼り付けをして見る
- 口座名義を全角で打ってみる
- 口座名義のエラー時は住所を短くして見る
エラーに関する詳しい対処法は、以下の記事で紹介しています。
持続化給付金の申込でエラー!口座名義が入力できない!詳細や対処法を徹底解説
不備で不給付にならないが修正をしなければ不給付になる可能性
持続化給付金の申請が、不備で戻ってくると「給付が受けられないのでは?」と心配になってしまいます。
しかし、持続化給付金の申請で不備が出ても、すぐに不給付となる訳ではないようです。
マイページに何が不備だったのかが表示されるので、不備内容に沿って修正して下さい。
ただし、不備を修正せずに置いておくと、不給付になってしまうと思われるので気を付けて下さい。
修正点が分かり難い時は、運営事務所か税務署・先生に早めの相談することをオススメします。
申請条件を再度確認する
持続化給付金の申請条件は、前年度と今年度を比べて、売り上げが50%以下になっている月があることです。
去年の全体の売り上げが関係するのは、前年度の総売り上げから50%以上減少している月×12の金額を引いて受取金額を算出する部分からです。
その他、詳しい条件はコチラで確認できます。
修正申告での申請は一旦停止しているとのこと
現在、修正申告での申請の受付を一旦停止しているとの情報が出ています。
これは実績の無いペーパーカンパニーが修正申告によって数字を操作し、持続化給付金を申請する詐欺が起きているからだそうです。
この詐欺に対する対策が講じられれば、修正申告での受付も再開するそうです。
不備メールを待つ
申請時に不備があったとしても、マイページなどで修正したり、再申請したりすることはできません。
修正するためには、運営事務所側が不備と判断される必要があるので、不備メールなどが送られてくるのを待って下さい。
ただし、マイページが不備表示になったのに、不備メールが送られてこない方もいるので、こまめにマイページを確認しておいて下さい。
5月16日時点で1日申請分のチェックが済んでいないとの情報
持続化給付金の受付は、5月1日に始まりました。
ただ、5月16日時点で運営事務所の話では、1日申請分のチェックが終わっていないとの話も出ています。
元々2週間程度との予定でしたが、2日以降の申請では、振り込みまでそれ以上の時間が掛かる可能性があるとされています。
一方で、1日申請の内でチェックが済んでいないものは、不備の疑われる申請のみと言うコールセンターの方もいます。
また、基本的には申請の早い順からチェックをしているものの、様々な理由で振り込みは前後する可能性があるとの事です。
持続化給付金の赤枠が消えたのはなぜ?
持続化給付金のマイページのメッセージには赤枠がついています。
この赤枠が消えたり新しくなったりしており、「何の意味があるのか?」と気にする方も多いです。
着金や振り込み予約が完了している可能性
赤枠が消えた方は処理が済んでおり、着金済み・振り込みの手続きに入っていると思われます。
赤枠が消えた翌営業日に振り込まれることが多いので、チェックしてみて下さい。
ただし、処理後に不備が判明する方やエラーが発生・未申請状態に戻ってしまった方も確認されています。
新しい赤枠が出た方は確認中か未着手の可能性
赤枠が新しいものに更新された方は、現在確認中か確認が未着手の可能性が高いです。
何かしらの不備が発覚して、申請が弾かれた訳ではないようです。
ただ、新しい赤枠が出てからすぐに入金があった方もいます。これは、システム的なエラーや運営側が処理後の手続きを忘れていたのではないかと考えられています。
コールセンターには情報が無い様子
赤枠の変更について、コールセンターには情報が無いようです。
回答も「特に意味はない」「不明なので調査してみます」等で、情報が錯綜しています。
上記の通り、システム側の不備も見られるので、あまりあてにしない方が良いのかも知れません。